2013年3月10日日曜日

風邪引いちゃった!

今年のパリはインフルエンザが大流行でした。タイプもいくつかあって、高熱が続くの、眩暈がするの、あとは嘔吐・下痢という。 

幸い、何とか無事に過ごしていた我が家ですが、金曜日に引っかかってしまったよう。 


このところ、春の陽気だったパリ、花粉におびえていました。

少し鼻がムズムズするな、眼は大丈夫だな、なんて思っていたら、金曜日はもう、会社でトイレット・ペーパーを3ロール使ってしまった。別の同僚はお子さんが発熱中で、本人も調子悪そう。でその彼が思いっきりくしゃみするので、すっかり親目線の私、「ちゃっと覆って」と文句言います。「美紀さんだって、さっきからくしゃみしている」と抗議され、「私はちゃんと覆っているし、花粉症のくしゃみだから害なし」と言い切っていた。それが、いつまで経っても薬の効果が出てこないし、う~ん、身体の節々がちょっと痛いかも。 

夕方には確実に風邪の症状でした。同僚らには平謝り。「うがいしてね」なんて。


昨夜・今日はほとんどベッドで過ごしました。
胃の上部あたりが炎症起こしているような痛みがあって、ふと、がんの末期で、ベッドで胎児のような姿勢で寝ていた父を思い出しました。こういう内側が腫れているような痛みだったんだろうな。もちろん私の何十倍の痛み。 

そして、熱があるときは不思議な夢を見ませんか?

昨日は、ビジネススクール時代の夢。2年前に亡くなった友達といっしょに出かけているよう。元気な彼女とキャンパス歩いたり、フォンテーヌブローのある小道に出たり、「あ、ここ覚えている、走ったよね」なんて言ってるという、時間軸がよくわからないところが夢ならでは。
夢だけど、久しぶりに会えてうれしかった。

↑素敵な装丁なんですが、よく見えないかな?

目が覚めてしまったときは、井上靖が晩年に書いた詩集、「星欄干」を読みました。がんから立ち直り、80を超え、平成に入って、生き残っている自分の、生きたいという気持ち、生き残っちゃったという気持ち、もうすぐ来る死への怯え、戦争で亡くなった若き日の友人達……そんな詩というか感情のスナップショットというか。
老年になってもビビッドな感性、センスに膝まつきたくなります。 

さて、明日は、祈りの輪。2年経ち、まだ避難所暮らしの方たち、天に昇った方たちの心・魂。少しでも慰められることを祈りたいと思います。 

PS, 風邪は随分良くなりました。熱ももう大丈夫です。ちょっとお腹空いきました。いい感じです。