2011年12月17日土曜日

クリスマス前の静かな夜に……

今夜は珍しく遅くまでPCに向かっています。 

先ほどまで、幼児の男の子4人とティーンの女の子が3人、ママ友と私で大騒ぎしていたのが嘘のような静けさです。夫はかわいそうに、ビジネス・ディナーで外出中です。 

明日からは忙しい週末の準備で、来週からはクリスマス休暇で子猿達とずっと一緒で、再来週からは夫もクリスマス休暇なので、新年までは一人時間はお預けです。果たして持つでしょうか、私の平常心。 

昨日から大江健三郎のヒロシマ・ノートを読み始めました。1963年頃に書かれたものです。 
告白すると、私はまだ広島の地を踏んだことがなく、すなわち平和記念館を知りません。まだ読み始めですが、被爆者が「そっとして欲しい、普通に生きて、普通に死にたい」と切にねがっているレポートに、私のヒステリックな被災者への想いが、もし東北に届いていたら迷惑だったろうな、と思ってしまいました。Twitterの被災関連ツィートも、現在の当事者にとってはどう受け止められているのでしょう。 
静かに祈る、義援金を託す(上手に使ってくれるでしょうか)、他にできることはなんだろう。 

どうか、世界中の人々が静かに、心静かにクリスマス、そして年の瀬を迎えることができますように。 
そして新年は、静かな希望がふつふつと湧くような、そんな気持で朝を迎えられますように、祈るばかりです。