2011年11月14日月曜日

週末日記、田舎編


フランスでは、先週の金曜日は祝日、よって三連休でした。
仕事で煮詰まっている夫が、どうしても田舎の空気が吸いたいというので、恐る恐る義理の両親の田 舎の別荘に向かったのが金曜の朝。私が義理家族が苦手なのは当たり前ですが、夫もかなりセンシティブです。親子って、家族って難しいときがありますよね。

今回の小さなサインは、義母を開眼させたこと。
……というのは、義母はうちの4歳半になる次男坊を過小評価している気があったのです。

周りでも祖父母の対孫のエコヒイキ話をよく聞いているのですが、皆さんはそんなことないですか?

今回は義妹家族もいたので、従兄弟、長男含め4人の男子がいました。
年のころは、7,6,5,4歳。義理の母は、そんな中、次男坊だけを 別部屋に寝かそうとする。
「彼はまだ赤ちゃんだから夜泣くかもしれないでしょ」って。
本当の理由は別にあると推されるのですが、まぁ、とにかくまたそ んな扱い受けたら、次男としてはプライドを傷つけられるのではないか、と思った母猿、姑との関係を考えるよりも先に
「Non、私は、兄弟を一緒に過ごさせる方針です。兄猿と一緒に寝させます」
と高らかに宣言したのです。
義母はカチンときてましたが、「あ、そー。ま、好きにしなさい」と捨て鉢。
その後で義妹が仲介しようとしたけれど、私がにこやかに譲らなかったので、結局男子4人が同じ部屋で寝泊りし、それはそれは、大騒ぎのパジャマパーティーとなったようです。

それでも、次男坊はこの滞在で、僕だって大きい兄ちゃん達と上手に過ごせるんだ、ということで自信をつけたようですし、(=具体的にどういうことかというと、兄猿に対して 強気な態度を示すようになった) 何よりも、義母が、「へぇ、やるじゃないの、あの子」という目で次男坊を見るようになったような気がします。

小さな、些細な出来事でしたが、ちょっとだけ今までの義母との懸念材料が解決に向け前進した感あり。
また、大勢の中で子供達は色々学んだことでしょうし、その他も比較的穏やかに過ごすことができた週末でした。

(それでも、やっぱりちょっと疲れた~!)