2011年5月15日日曜日

食べ物フォトログ

あっという間に週末になってしまって、って毎週言ってますね。気づくとデジカメに食べ物の写真が溜まっていたので、これで日記代わりにします。

まず、これ、何故かアーティスティックなアングルで撮れている、何だと思いますか?厚焼きクッキー?いえ、失敗したうえに焦がしたマドレーヌの上の部分を削ったものです。味は美味しいので食べています。キーポイントは、溶かしバターをわざと焦がして入れること、蜂蜜が入っていること、塩を多めに入れたこと。香ばしく(こげているからだけではない)、バターの味も濃くって、蜂蜜が文明堂のカステラっぽい。二回目のは上手にできたけど、そういうときは写真を撮り忘れるものですね。



食べ物といいつつ、早速違う写真。
これは、Hermes Rive Gauche店。セーヌ川左岸は右岸よりハイソということになっているらしく、天下のエルメスもこういう支店名を付けたのでしょうか。ハイソなデパートと知られているボン・マルシェの近くの旧プールを改装したお店です。右の写真は床です。ほら、モザイクがプールしているでしょ?
空間を上手く使った、実にハイセンスな店内でした。ティールームもあり、ここでアイスティーを飲む自分をイメージすると、何故か自分が、野際陽子的クールな大人にすり替わっていました。



 これは今や有名なCafe Constantでのランチ。ここは有名シェフ、コンスタンさん(多分)の一連のレストランの中で、もっともコストパフォーマンスがよく人気の店です。店は本当、普通のカフェなのですが、料理は上等。
最初の写真は鴨のコンフィ(鴨肉を脂に包んでじっくり焼き込む)と、コンフィのほぐしたのをシェーパーズパイのように、マッシュポテトを乗せて焼いたののダブルコンフィ。付け合せが、焼きりんごというのも気が利いています。

これは、子牛肉を見事にロゼに焼き上げたのと白いんげんの煮たの。言うことなしでした。
メイン16ユーロ、デザート7ユーロ、前菜も7ユーロから。これを安いと思わされるのがパリの物価です。


これは、初めて作ったマシュマロ。卵白一個分で大量にできるんですね。久しぶりに買ったゼラチンが思いのほか高かったのに驚きました。ゼラチンって、鯨のひげから取れるって、昔習ったような機がするけれど、この価格高騰は捕鯨禁止と関連あるのでしょうか。


 このごった混ぜサラダ、何故撮ったかというと、ピンクの小粒、見えますか?これは、この下の写真のカシス・ディジョン・芥子なのです。甘みが利いた芥子でとても美味しかったです。ドレッシングもピンクになったし。それだけ。


先日、他の方のブログでみて、作りたくなった、セロリのぱりぱり漬け。
 

残ったセロリの葉っぱを炒めつけた佃煮もどき。



しわしわになったりんごを目的なく焼いたのは良かったけれど、忘れちゃって。上に乗っているのはバターとConfiture de Laitという、キャラメルバターです。

どうなったかというと、からからのしっとりチップスみたいになったのでお砂糖をまぶして、レーズン代わりにシリアルバーに混ぜてみたら、りんご嫌いのちび猿も食べたので、しめしめ。
 

そんな一週間でした。お付き合いありがとう! Bon dimanche!