2011年3月30日水曜日

頑張れ!エンタメ部門


日本の悲惨な状況と暗い将来を分析したエコノミスト誌を読んで、思いっきり落ち込み、これではいけない、とGoogleニュースのエンタメ・セクションに 行くと、内外のスター・セレブらが、こぞって様々な形で募金・応援活動をしてくれている。ほろりです。パリス・ヒルトンまで、頑張れ日本といって走ったそ うですよ。(Jubiさんチームのガレージセールもお疲れ様でした!)

こんなに素晴らしいイニシアティブを取ることができる人が沢山いるのに、なぜ政治の世界にはいないの?エコノミスト誌いわく、「日本の国民性の素晴らしいさは良くわかった。でも政治が悪いから、経済は(震災・原発のため)10年遅れる」っていってます。

ジャニーズ社長とか、ユニクロの柳井さんとか、嵐の桜井君(←知ったかぶり)が総理大臣になったら、実はとっても上手に国を舵取りできたりして。


追記 パリでは、著名なピアニスト、マルタ・アルゲリッチも東北被災者のチャリティーコンサートをされるということです。ベルリンでも同様に、二大オーケストラが合同コンサートをしたと言うし、本当にありがたい。 

ガラージ・セールの結果報告 サンフランシスコより



例 のガラージ・セールは大雨の中、開店時にはにわかに人だかりするほどの盛況で始まり、4時の閉店までに売り上げ・寄付金で$4800弱集まった。予想では 有志100人に客500人だそうで、平均10ドル払ってくれたことになる。品物はピンからきりで、買い物好きだったらさぞかし楽しかっただろうと思う。昨 日手配した送金が今朝実行されたそうで、岩手・宮城・福島の被災者がたに僅かながら必需品や励ましの言葉がとでこばいいなあと、願う。

当 日は、3人組みのプロの老婆による詐欺まがいの買い物や、地元名士訪問、「ちょっとしか出せなくて申し訳ない」といって、$200も寄付してくれたそんな に裕福でない隣人、「手伝うと言っておきながら手伝わなくなくて恥ずかしい」と言って$300寄付したお金持ちの隣人、そして「昔日本に住んだことがある ので心が痛む」といいながら思いっきり子供相手に値切ったおばはん、「あなた、お孫さんにぬいぐるみいかが?」と15歳の少年に言われて、「あたしゃ40 歳だよ!」と反論したご婦人等々、面白い事件続出である。そんななか、たまたま隣のヨガ・スタジオでは貴金属鑑定イベントを開催していたので、友人のポー ラと一緒にワイン目当てに乗り込み、3カラットのダイヤをみたり、指輪の鑑定をしてもらったりして、ワインを頂いた。ポーラと私の下心を遅ればせながら察 知したスタジオの主はあとから来たボランティアのさと子さんに当り散らしたようで、お気の毒。。。。

さほど効率の良くない寄付金集めではあったが、町内の結束と言う点では大成功のようだ。祝杯のHappy Hourは木曜日に予定している。隣町ではコンサートでさっさと$6000集めたらしいが、わが町ほど楽しまなかったのではないかと思う。(By Jubilancer)


2011年3月28日月曜日

シェフ・Misatoさん

魚シのランチ会、いつもは近場のレストランでするのを今回は拙宅で、そしてお友達のプロのシェフ、ミサトさんにケータリングをお願いしました。その素晴らしいメニューをどうぞ。

まず、働くミサトさん、勝手に載せて、怒られるかな?
フランスの著名なレストラン、お菓子屋さんで沢山の経験を積まれているミサトさん。シェフズ・コート姿は「ヒュー!」カッコよいこと。
「これ着ないと、清潔な料理をしている気持ちになれないの。」すべてに真摯な姿勢のプロです。
知り合ったのは子猿の日本語補修校。こんなにお若く、ほっそりした体のどこにそんなバイタリティーがあるのでしょう。
3人の幼子を育て、朝はスクーター走らせ午前3時に厨房入り。
脱帽です。




グリッシーニも手焼き。バジルとオリーブ油の香り高く。後ろに移っているのは、これまた大人気売り切れの白豆のサラダ。


アンディーブの小船に乗った獲物は、生ホタテのサラダ。貝から外したばかりのホタテの甘いこと、フレッシュなこと。
被災地の漁師さんが復活する日を願いつつ。




トマトの容れ物の中は、タブレ、クスクスのサラダ。春めいた午後にぴったりです。


巻き寿司、中身はなんでしょう。とても美味しいけれど、わからない、と皆で頭をひねる。豚肉とほうれん草が、韓国風の味付けで、そして、酢飯の酢加減、塩加減、絶妙!




このタルト、美味でした!パイのサクサクなの、中見の豚肉、野菜が肉まん風にしっとりしていて、ここに、きのことキャラメル風味のソースをかけて頂きました。



デザート、イチゴのタルト、こんなに美味しい台、どうやって作るの?




そして皆さん、感涙の抹茶ロール。ふわっふわ。そして鼻から抜ける抹茶の香りもふわ~っと。



こんなに沢山のご馳走を低予算で作ってもらってしまって。これプラス、差し入れのピュリニー・モンラッシェに、シャトー・レ・トロワ・クロワ、(有難う!たまきさん!)・・・・楽しい会話、美味しい食事、それも他の方に作っていただき、神の雫なるワイン、贅沢ってこのこと。
本当にありがとう。皆で英気を養った至福の午後でした。


ミサトさんの他の作品は、FaceBookで Chef Misatoでサーチできます。
Amebloではじめたばかりのブログアドレスは→http://ameblo.jp/chefmisato/
レシピその他については、「エトランゼ♪」の「ミミのパリ・パティシエ話」コミュで読めます。

2011年3月27日日曜日

きれいな心、きれいなお金

ニュースのヘッドラインを見ると、アメリカのどこかでは日本のために、ウォーキング・チャリティ、ワシントンでは、被災者援助の桜祭り、など胸温まる行事 が沢山あるようです。世界のビッグなミュージシャンらもこぞって義援金コンサートなどをしてくれると、本当に日本のファンを大切に思ってくれていたんだ な、とうれしくなります。

今週末はパリでも、色々なところで日本の震災のためのチャリティー・イベントがあります。ブロカントといわれるバザー、コンサート、などなど。

金曜日、近くの幼稚園では、日本人ママさんたちが募金活動をして、一朝にして、千ユーロ近く募ったそうです。ママさんチーム、ブラボー!フランス では、メディアがかなり扇動的というか、悲惨さを大々的に流してくれたお陰(?)でしょうか、皆さん同情を寄せてくださっています。

18区の区役所では、義援金用募金箱が置かれていて、中に沢山、現金・小切手が入っていたって。

拙宅でもミニ・チャリティーというか、プレ・ブロカント(バザー)をしました。

もともとは、この日に「魚シ・マダムの会」という、優雅なのか、その反対なのかわからないランチ会をすることになっていました。
魚シとは、北海水産から魚を共同で買うシンジケート。近所の日本人らで組んでいます。
そこにこの地震。何かしよう!ということに。で、色々ある、ブロカントに出品するものを拙宅に集結することになってたので、まずは私たちの中でまず、プレ・ブロカントを、という運びになったのです。自分達の出品物を買いあう。
結果は、15人で、230ユーロ!
これを会社が1対2マッチングしている方に託して、募金すれば、690ユーロになる。
被害の大きさに比べればピーナッツですが、でもないよりまし。
それに、このお金はきれいな心で作られたものです。
魚シには福島出身の方とか、電力会社に勤める方などもいらして、皆さん色々な気持ちを抱えて、物品、お金をだしています。

今回の募金活動の中で、色々な声を聴く機会がありました。
私は得てして、拝金主義に走ってしまうところがあるのですが、ある方は、「今回の被害は本当に悲惨なもの。募金額も大切だけど、同情と、鎮魂の願 いを込め、しめやかに行いたい」と言われて、地味ながらひたむきに自分のできることを一所懸命考えながら動いてらっしゃって、頭が下がりました。
ホント、ホント。お金なんて趣向を凝らせば、もしくは商業的になれば、かなり集められるのかも。
またワタクシ、チャリティーもああしよう、こうしようって、皆で盛り上がっていると、いつのまにかチャリティなのか、お祭りなのか・・・。ついつい雰囲気に流され、心は置いてけぼり。これ私の話です。

募金を預かるとき、チャリティ活動をするとき、このお金の重みを、そこに託されている同情の思い、復興の願いを確認しながら動こうと思います。

2011年3月22日火曜日

パリの桜


いつの間にか植えられたのでしょう、子猿達の幼稚園前に、気づけば桜並木がありました。ちょっとやせっぽっちだけど、十分きれい。朝の気温は8度くらいですし、まだまだ肌寒いので、日本のソメイヨシノとは違う種類かもしれませんが良く似ている。



桜を見上げるとき、自分は日本人なんだなぁって思います。

この数日間、この桜に心慰められました。








昨日は久しぶりのParc des Princesの裏の公園に。
「うわーっ、きれい!」とチビ猿。
こちらも桜が満開でした。(携帯で写真撮ったけど、夫も私も、元のオーナー義母も写真のダウンロードの方法がわからない)
そういえば、去年も「きれいねぇ」ってつぶやいていたかもしれないけど、忘れてた。
子供たちが落ちた桜を拾っては小さなブーケにしてお母さんに渡している光景になんとも胸が締め付けられます。

昔は散るときの圧巻なる美しさに恐さすら感じてましたが、今年の桜には、「散っては咲くのよ」と教えてもらってます。

2011年3月20日日曜日

中島京子「イトウの恋」


悲惨なニュースが続く中、中島京子さんの「イトウの恋」を読みました。
ずっ と気になっていた作家ですが、フランスにいると中々入手できずにいました。この本が震災真っ只中で私に届いたのも何かの縁かも、と思って読み始め、一ペー ジ繰る毎に、やはりこの出会いは必然だったんだ、と確信しました。本との出会いって、人との出会い同様、奇跡的なタイミングだったりしませんか?

横 浜が舞台で、パラレル・ストーリーというのでしょうか。ペリーの黒船が来てから、しばらくの、歴史の一ページにも満たないような短い期間に、これまた歴史 に残らないけれど、確実に国際間で活躍した、一人の通訳の手記が発見されるところから話が始まります。詳しいことは、上記アマゾンのリンクを見てくださ い。

横浜は、1853年のペリー前は何もない、人家も百戸に満たないような閑散とした村だったのが、開港と共に栄えた。それが1923年 の関東大震災で一掃されたそうです。わずか70年。それがまた今のようになり。日本って、天災・戦争で何回も叩きのめされ、そのたびに新生してきたんだ、 とその力強さに、今後の東北復興に希望を見出したり。
イトウという通訳は、文明開化の過渡期に、犠牲者的な生い立ちを背負いながら、明るく前に進んだ一市民。その姿にまた励まされます。一方、ストーリの軸となる手記はイトウが老いてから書かれたものなので、その歳月の流れに人生は夢のよう、幻のよう、と胸せつなくなり。

横浜っ子の実保さんはもちろんのこと、今日本を想う皆さんに読んでいただきたい本でした。

繋がる

先ほど、仕事の関係で、オーストラリアのテレコム大手テレストラ社のホームページを見たら、「震災・日本への通話・ショート・メッセージ・サービス(メールみたいなもの)は無料で」とありました。

日本の企業が色々な形で義援しているのは見てきましたが、海外でもこういうことやってくれると、ジーンってきちゃいます。

2011年3月19日土曜日

そして、お気に入りのブティックも・・・Tête Brulée!



16区のショッピングといえばPassy。そこからちょっと外れたところにある、ブティックTête Brulée (こげ頭?)はお気に入りです。
ちょっとお茶目な小物、かなりゴス・ロリ入ったドレス、オーナー、シャーロットがデザインしたシックなトップなど、セレクトがChicで時たま立ち寄っていました。

今日はこのシャーロットと、日本の震災について、慰め会話をしていたのですが、「そうだ、お店に募金箱どう?」と聞いたら、「Bonne idee!」と快諾してくださいました。

どうもありがとう!

Tête Brulée

NOUVEAU A PARIS
TETE BRULEE des looks CHIC et TRENDY pour toutes vos soirées.
UN CONCEPT STORE autour de la fête avec BEAUTY BAR: nails, tatoos, make-up

73 rue des Vignes -La Muette - Paris 16eme.

詳しくは、
http://www.tetebrulee.fr/

Facebookもやってます
http://www.facebook.com/pages/T%C3%AAte-Brul%C3%A9e/160422167322608

子猿の幼稚園からもご援助いただくことになりました


フランスは、正式にはガレージ・セールも、募金活動も、メンドクサイ手続きをしなくちゃ駄目という噂を聞いています。それが足かせで中々震災義援金集めが難航しているようで。

そ んな中、ママ友らとのメール(ありがとう!理恵さん、みえさん、さちさん)からヒントを得、上記の理由から駄目もと、と思いつつ、子猿らが通う現地校公立 幼稚園の校長先生に、募金活動しても良いか、聞いてみたら、とても親日的なお優しい言葉を頂き、来週から折鶴募金、開始できそうです。

フランスからの募金、税控除


フランスで被災地向けに募金をする際、日本人会、在仏日本大使館の義援金専用口座などを通してもできます。この資金は日本赤十字に送られるそうです。

ただ、そうなると税控除はどうやって受けるのか。ちょっとまだグレーなようです。

なので、フランス赤十字の義援金口座を通して募金(ユーロ建て)される方が、税控除は確実です。オンラインでできて、簡単です。

https://www.croix-rouge.fr/Je-donne/Don-ponctuel?elk_dc_id=158

ここの説明では、この募金は、日本赤十字の震災義援活動用に使われる、と書いてあります。

他にも、ユーロ建てで、日本の被災地向けに使途が特定されていて、税控除ができる信用ある団体をご存知でしたらお知らせください。

とりいそぎ!

2011年3月18日金曜日

ブログ紹介、Indigo Days

Indigo days
http://www.indigodays.com/
英語のサイトです。

カリフォルニア出身のナンシーさんは埼玉県北部にお住まいの方。美しい日本家屋に日本人のご家族と住み、オーガニックなスローライフを提言されてらっしゃるようです。

私のように、海外に来て、すっかり大和撫子DNAが失せてしまっているのと逆に、ナンシーさんはすっかり日本人になってらっしゃるようです。
地震が強かった(過去形でないですね)地区、夢のように美しい古い家が壊れていないことを祈るばかりです。

美味しそうな写真が沢山、是非訪れてみてください。

2011年3月17日木曜日

教会より、ご援助いただきました。

千羽鶴募金の件、早速に返事を頂きました。

「ミサの後でまた、ダブルで募金を募るより、ミサで集める献金、日曜日の分を、「日本の被災者のため」といって集めた方が効果的でしょう。今週末は僕がいないけど、その後の日曜日、どこかでそうしましょう」、といってくださいました。

お申し出頂いたのは、サン・フランソワ・モリトー教会です。本当にありがとうございます。Delort-Laval神父様、どうもありがとうございます。

この時に、私がミサで何か言わないといけないらしい。これでしばらく、日曜ミサをサボれなくなりました。

震災チャリティーバザー・インParis!




このインパクトあるロゴはこちらから使わせていただきました。

どこへ募金したらいいの?とよく聞かれます。募金先のアドレス、知っているのだけ、載せますね。

日本赤十字
日本赤十字(グーグル・Ckアウトというシステムを通して、クレジットカードにて支払いができます)
ヤフー募金
赤い羽根募金(共同中央募金)

ユーロでの募金
フランス赤十字
フランス日本人会

その他、募金箱はパリ天理にありました。また、Ste Anne通りの日本食屋さん、殆どがおいていると聞いています。

そして、先日ちょっと前振りをしたパリの震災チャリティバザーは4月3日の日曜日に変更となったようです。場所もより広いAAA進学院に変更になりました。
詳しいことは、http://mixi.jp/view_community.pl?id=5528104 に載っています。

*******
主導者みほっちさんよりメッセージ・・・

「遠く離れた大切な祖国、日本のために何かしたい。
外にいるからこそできる事をしたい。
そんな思いで、震災チャリティバザーを企画しました。

・日時:4月3日(日)
・場所:AAA言語学院

・募金は、在仏日本人会を通じて、日本で最も有効で確実な窓口に送金いたします。

目標
・震災地にバザーの全収益、募金を送る。
・震災の様子を多くのフランス人にも知ってもらい、関心を持ってもらう。
・目に見える形の活動を行う事で、被災地の方々に、フランスから応援している人がたくさんいる、という事を伝えたい。勇気づけたい。
・活動は、非営利、非宗教、非政治的、なものである
・被災地は、最初の数日は命があったことだけで喜べるのですが、これからはサバイブしていかなければいけないと言う現実が突きつけられ、絶望し、精神的に追い詰められていきます。だからこそ、支援が必要だと思います。

同じ気持ち、目的を持った方、ぜひぜひ一緒にやりましょう! 」

今の時点での決定事項は
【決定事項】
チャリティー名:震災チャリティーバザーin Paris
日時:4月3日(日)12時~17時
場所:AAA言語学院
21 rue d'Antin 75002 Paris
後援:日本人会(正式後援となりました)

【要決定事項】
・AAA学院の詳細(スペース、備品コンセントの使用等)⇒窓口まさぞ@藤井
・託児スペースの確保
・経費をどこまで出すか
チャリティーって、よく見ると、売り上げではなく、収益、と書いてあります。紙媒体は、紙代、インク代もかかりますよね。出展に関しては、一律経費なし、 全部寄付、が一番わかりやすいかと思っています。(その分、無理しないでくださいね。)でも、経費が必要、という方はどうぞ言ってください。
お金に関しては、見えるところで議論して透明性のあるイベントにしたいと思っています。

チャリティーの詳細につきましては、他に4つのトピをたてました。

【出品物・出品サービス】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=60870104&comm_id=5528104
チャリティーで出品する物・食物のスタンド、ヘアカットなどのサービスについて

【当日運営】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=60870130&comm_id=5528104
・チャリティー当日の役割分担(搬入・販売・会計)などの 詳細について

【告知宣伝】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=60870188&comm_id=5528104
告知方法・ポスターやwebsiteについて

【募金】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=60870226&comm_id=5528104
チャリティー当日だけでなく、多方面への募金箱の設置など、募金全般について

今後は上記4つのトピのコメント欄に、それぞれ「要検討事項」を中心に、ご経験談やご意見を記入して行って頂けましたら幸いです。決定した内容は、私がトピトップにまとめて随時アップしていきます。

はじめてこちらのコミュに来て頂いた方でも、何がどこまで決定しているのかわかるようにしたいと思います。
またこのような分け方をしていることで、役割分担などが明確になればと思います。
(抜けているところ・間違った理解をしているところのご指摘お願いします! )
**************


Mixiアカウントをお持ちでない方は、このブログのコメント欄でも、私へメール(etranger137@gmail)でも結構ですので、手伝い希望、出品物、アイデアについて、書いてください。まとめて、企画グループへつなぎます。

千羽鶴募金




今日は水曜日、子供の日本語補修校の日でした。

出かける間際に、ふとアイデアが。
今週末の教会の日曜ミサのときに、折り紙の鶴を折って、一つ一ユーロで売ってみようかと。それを其のまま義援金として日本に送付しようと。

手元にある折り紙をバッグに突っ込み、補修校へ。
補修校には、もちろん、ありました募金箱。
ママ友達に早速鶴を折ってもらいながら、おしゃべり。普段あまり話す機会のない方とも不安ややり場のない悲しみを共有して、少し気持ちが楽になります。

帰りに教会に寄り、許可してもらえるか聞きましたが担当の神父様が留守だったので明日出直します。きっとOKでしょう。

何かしないと。

PS 26・27日のブロカントのお問い合わせ、ありがとうございます。詳細が決まったら告知しますので、どうぞお待ちください。その間、各地区でチャリティーが行われていることと思いますので、物資など、私のブロカントを待たずにどんどんだしてください。
ブロカントって意外と売れないのです。なので、機を待たずにどんどんやっていったほうが効率的にお金を集められます。

2011年3月16日水曜日

紳士クラブにて

 地震じゃない話しますね。私には英気を養う機会となりました。皆様にも効用あるでしょうか。

昨日は、夫が属する紳士クラブ、「Le Jockey Club」に行ってきました。このクラブは、マルセル・プルーストが「失われたときを求めて」の中でも触れているほど、古くって格式があるところ。世界に支部があります(日本にはなさそう)。
その昔、結婚式をロンドンでする際、パーティー会場に、Jockeyのロンドン支部を使ってはどうか、メンバー割引あるかも、と思って夫と訪れましたが、な、なんと、女性は(新婦を含む)はお勝手口からしか入れない、階段も男性メンバーと別でなくては駄目、という、恐ろしく時代錯誤な決まりがあると言われ、「結構です!」とドアをパンと閉めたことがあります。

そんなパリのJockeyはシャンゼリゼの足元、Franklin Roosevelt駅の近くにあります。
昨夜は、元、在中国フランス大使(どうやって表現するんでしたっけ?以前、中国にてフランス大使をしていた方)が「中国と米国、そして欧州の関係」について講演されるを聴きにいったのです。こんな機会でもないと、女性は中々足を踏み入れること、できませんからね。(パリのJockeyは女性も正門から入れます。)

まず、 入り口。イスラエル大使館の前にあるので、バリケード、警官が一杯です。重い重いドアを開けると、深紅のカーペットが敷き詰められ、バトラー(執事)さんが、「ボンソワー、ムッシューxx」と皆を名前で出迎えます。バトラーさんたちは、1000人以上いるメンバーの顔と名前を全部覚えなくてはならないそうです。

メンドクサイ挨拶を避けたい夫は、「急げ急げ」と会場であるサロンに逃げ込みます。サロンは、重厚な内装です。カーテンは何キロあるんだろう、シャンデリアも本格的。クラブは19世紀からあるようだけど、この建物も?地震がない国はいいわね~、と思い出したところで、「いかん、いかん、今地震を思い出してはいけない」と自分の連想を止めます。

聴講する人達、60~80人くらいでしょうか。これがちょっと笑えます。って失礼なんですが。
男性が大多数。皆、ジスカール・デスタンか、チャールズ皇太子みたいです。で、クラブのネクタイというのがあって、青と赤のレジメンタル・タイ。皆がこれをしているんです。おじいちゃんになった寄宿舎の生徒みたいで微笑ましい。
一方女性客、殆どが、ナンシー・レーガンか、シモーヌ・ボーボワールか。こんな感じです。



講演ですが、中国と米国は、Relation dangereuse、危険な関係、いつ敵となってもおかしくないけど、表面上は密接。お互いのお金は好きだけど、性格(ポリシー)は大っ嫌い。そんな二人が何かと一緒に過ごす危険性、わかりますよね?と女性に向かって微笑むMonsieur Ambassadeur。嫁と姑の関係でしょうか。
中国と欧州は、欧州は便利な駒としてみなされているだけで、重要ではないとのこと。ドイツとフランス、どっちが大切かって?既に対等ではないのですよ、ドイツの方が断然強いんです、と。

話の中で、GDPが米国一位、中国が日本を抜かして二位、日本は三位になりましたが、というところで、「あぁ、そうだっけ。そして日本は今年は益々後退するんだな」って。順位は全く気にしていないのですが、相対的な話でなく、日本を待っている難題に、一瞬落ち込み。

一方、テーマがテーマとはいえ、日本経済がまるっきり重要視されていないことに、ある種、気持ちよさを感じたり。

もうJapan is No1のような、勘違い、プレッシャーもないのって、三浪して、もう将来を期待されなくなった受験生のような清清しさ、気楽さもあって、いいじゃない。もう好きなように生きようって思い切れるし。
戦後のような状況の今、一から再建する、そんな心持でいいじゃない、なんて、身勝手に思った
り。
住んでいる人たちが、前向きに、前に進むしかない、という必死さが、いつか誰かが言っていた「美しい国」にしていくかもしれないし。

やっぱり外出してよかった、と思った昨夜のJockeyでしたよ。

叶という字

今日本ではとんでもなく大変な状況で、亡くなった方、愛する人や家を失った方、避難所で寒い思いをしながら不安な生活を送る方、まだ助けを待っている方、たくさんいらっしゃいます。

私の友達がインターネットで見つけてきた言葉でどなたの言葉かわからないのだけれど、みなさんにシェアしたくて書いてます。


『人は「+」のことも「-」の事も口から言う。『吐く』という字は『口と±(プラスマイナス)』からできてる。だけど、苦しい時や夢や希望がある 時にマイナスなことを言わないでみよう。するとマイナスがなくなって『叶』という字ができる。マイナスなことを口から言わなければ夢や希望は『叶う』』

こういう状況でなくても普段の生活でも忘れないようにしたいです。

(By Nikka)

おやすみなさい

今日も良いニュースが聞けずに一日が終わり、静岡で地震があると聞けば、老いた両親が気になり、静岡の友達が心配になる。原発で爆発と聞くと、映画「黒い雨」を思い出し、道を歩いていても涙ぐむ変なオバサン。

幸 い、夫は昔原発の建設にかかわっていたことあるから、「実情がわからないけど、君が今頭で想像している事態ほどひどくない(私に妄想癖あるの知ってるん で)・・・ それに文系の君が今更原発を理解しようとしても(無理だし・・・と心の中で言っていたこと100%)・・・事態は変わらないんだから、ニュー スみるの、やめて、もっと役立つこと、バザーのこと考えて」と言って寝に行きました。


私は先ほど、上野動物園の恐がりパンダの写真をみたら、(地震以来、恐くって飼育係にしがみついているらしい)ムショウにうちの子猿達の寝顔が見たくなって覗きに行って、添い寝してみました。

スースースーという寝息が、健やかで、平和で。

被災地に、日本全体に、いや世界が、スースースーと寝息を立てて眠られる日を祈りつつ、私もベッドに行くことにします。

明日起きたら、もっといいニュースが待っていますように。

2011年3月15日火曜日

4月3日はパリ・フランス「頑張れ日本デー」

これ、私が勝手に名づけました。少しずつ広がると良いのですが。


周りの友人らとの会話、ようやく「かわいそう、かわいそう」から「何かしたいね、何かしたいね」に変わる分だけはショックから抜けてきた今日この頃。「できることからはじめよう」、これも皆さんが思っているところでしょう。


そ こでママ友・女トモらが集まって、子供服・大人服の不要だけどまだまだ使えるもの、手作りの御すし・ケーキなどをブロカント(バザー)で売った売上金と、 同時に募る募金額を義援金して被災地に送ることにしました。その額がたとえ50ユーロでもないよりはいいと思っています。


今のところ、犠牲を省みずに動いてくださる方(ありがとう、みほっちさん!)が主導してくださったおかげで、色々な方が参加してくださることになり、また、一つのメーンの場所(パリ、ど真ん中)も決まり、近日中にお伝えできると思います。
このブログを読んでいる方でご協力いただける方、パリ・近郊の方、27日は空けて置いてください。ひょっとすると26日も。そしてお宅にある、バザー向けの物資を整理してください。良かったら、コメントのところにざっくりとしたリスト・量をお知らせください。


すみません、でしゃばっているみたいで。
皆さん、各地区で色々考えてらっしゃるでしょうから、どんどん、進めてくださいね。本当、理想的には、各地区でバザー、募金運動をしてもらうことかです。なにしろ、パリ中心のメーンの場所では収まりきらない同情・善意の量でしょうから。

唯、何かしたい、でも異国の地で、自分の置かれている環境の中で、どうしたらいいかわからない、という方でパリ近郊の方、どうぞこの機会を使ってください、そういうことから声かけさせていただいています。

そ うそう、なぜ、3日が「頑張れ日本デー」かというと、こういう義援イベント、皆さんも既にフランス各地で予定・実施されていると思いますが、「3 日!」って言っておくと、照準も定まるし、一斉にやっていると、フランスのメディアに取り上げてもらえる可能性が強いかな、と思いまして。そこに赤十字で も、ヤフーでも東北へ の義援金送付先アドレスを載せてもらえるかな、って。

もちろん、3日前にやってもらっても、3日後、でもいいんですよ!どんどん進めてください。
この日だけではなく、この前から、そしてここから始まる、プレハブが消える日までずっと続く、頑張れ日本デー。長期戦でしょうしね。


フランス人も道歩けば声かけてくるくらい、今回の地震に関しては同情を寄せてくださっていて、その気持ちを体現したいでしょうから、沢山の義援金が送れるかもしれません。


最後に可愛いチューリップの写真。
これはニュース見ては泣いている私に、フランス人の夫がお金だし、子供たちが選んで贈ってくれました。写真、皆さんの気持ちを慰めてくれるでしょうか。

今日からは、笑顔を心がけて、勇敢に!と思っています。パリで辛気臭い顔しててもしょうがないですものね。

2011年3月14日月曜日

募金活動デー

皆様、ご家族・ご友人らがご無事であることを祈っております。

皆さんも、募金活動やファンド・レージングを考えてらっしゃると思います。

もう行動に移られている方も多いと思います。素晴らしい行動力です。

パリ近辺にお住まいの方に提案があります。
募金活動、これをもっと効果的にするアイデア、思いつきなのですが、「Prier pour Japon」みたいなイベント・デーを設定して、各地で募金活動したらどうでしょう。そうやったらフランスメディアも報道してくれるかも、そうしたら、注 目され、「どこどこに募金してください」ということもしっかり周知できるし。

フランス人の方々も同情してくださっていて、その気持ちを体現する機会を探しているところがあると思うので、まとまった資金になるのでは。

例えば、3月最後の週末、26,27日あたりにできると良いなぁ、と思っています。

もちろん、このイベント日で終わりなのではなく、この日から始まる、という認識を持ってもらえるようなメッセージを添えて。

私は周りの友人らで、不要になった服・おもちゃ・大人のものなどでまだまだ使えるものと、おすし・ケーキなどをブロカントして、その売り上げを募金する、というのを計画しています。
たとえ50ユーロでも、ないよりいいと思うのです。

海外にいるからこそできることがあると思うのです。

皆さんの募金・援助活動、こちらで紹介してください。
「それ、私もできるかも」というアイデア交換になるかもしれない、「私も参加させてください」という機会提供になるかもしれない。

協力して、微力でも、最大限の援助をしたいものです。

2011年3月13日日曜日

祈り

日本の皆様、被災地の方、これ、少し元気がつくでしょうか。

http://prayforjapan.jp/tweet.html

そうであることを願って。

2011年3月11日金曜日

ご無事を祈っております

大変なことになってしまって。皆様のご無事を祈っております。落ち着いたら、無事だよ~、の一報をよろしくお願いいたします。

海外在住の方、Ustream でTBSの地震ニュースが見られます。

http://www.ustream.tv/channel/tbstv#utm_campaign=twitter.com&utm_source=4939766&utm_medium=social

2011年3月10日木曜日

子供は環境が育てる

昨日は、子猿の日本語補修校で、年に一度の個人面談でした。毎日通うフランスの幼稚園では個人面談がないのに、週一、それも一時間半で通っているだけの補修校では面談があるなんて、やっぱり日本人ってきめ細かい。

先生、私より10は若いとにらんでいたのに、ちょっと上と知りびっくり。日本人って歳がわからないです。
先 生は本当によくこの猿のことを見てくださっていて、前向きにとらえてくださるし、「子供たちと接して私がエネルギーもらってるんですよ」、お気の毒に子猿 のクラスは12人中10人が男の子、エネルギー流出でしょうに・・・。「いや、男の子達、体力的には大変ですが(そうでしょう、そうでしょう、申し訳ない です)、本当に愛らしいです。」と愛情一杯のまなざしで言われ、なんだか胸が一杯になりました。

夜はMilleさんがいらして、「お子さんと遊ばせて~」って。超お疲れなのに、子猿たちを抱き上げ、くるくる回したり、遊んでいただいて、子猿達は大喜び。「子供と接すると疲れが飛ぶ。いい子に育ててね」・・・はい、善処します。

でも、私や夫が手抜きでも、Milleさんのような方が、周りが支えてくれるのです。だから何とか育っているのです。

外 を歩けば、管理人さんやエレベーターで一緒になる方たちも子猿を見守り、声を掛けてくださるし、私の友人らもいつも子供たちに愛情を掛けてくれる人ばかり だし。もちろん、フランスの幼稚園の先生陣も、クールだけどプロ。ちゃんとガイダンスしてくださってるし。ほんとに、あんな無愛想な男子猿達に、よくまぁ 根気強く接してくださること。

近所のうるさいおばさんと言う存在がいなくなって久しいと言われますが、それでもやっぱり周囲に守られているんだな、子供って本当に環境が育ててくれるんだなって再確認する今日この頃です。

2011年3月9日水曜日

パリコレ!

先週から、パリ・ファッション・ウィークとやらが始まっています。
具体的に何のことかと言うと、各デザイナーさん、ブランドさんが今季用にデザイ ン・仕立てた服を見せるファッション・ショーが開かれたり、色々なサロン(見本市・展示会)が催され、世界からファッション・ウォッチャーや買い付け屋 (バイヤー)が来て商談をする、こんなところかと。
そのため、会場となるパリの中心街は大混雑なのです。










こ れは、セレクトショップの老舗、コレット近くのガレージに、コレットとシャネルがコラボして特別開催しているお店。連日、クリエーターらがサイン会(シャ ネル・バッグに油性ペンでサインしちゃうらしいです。それがファンにとっては嬉しいらしいのですが、なんだかもったいない・・・)したり、何らかのイベン トをされているようで。

そんな華やかな世界とは、普段無関係なパリの西外れ、16区に住む怠け象。(16区は、東京で言う世田谷的な場所)
今回は、ファッション・ディレクターのMille Feuille 佳代子さんに声をかけていただき、初のパリコレ潜入となりました。
待ち合わせは、ルーブル美術館のピラミッドの下。前回ここに来たのは結婚前だったような・・・。豚に真珠、怠け象にパリ。



Milleさんは先週頭羽田を発ち、ミラノを回ってパリに来られ、この日も朝からショー→サロン→ショー→サロン・・・と歩き回られて、私は後半だけ参加したのに、くたくた。華やかな仕事の影には重労働・心労は憑き物というのを再確認。
また、こういうお仕事はネットワーキングも不可欠でしょうから、お付き合いも沢山=もう本当に超ご多忙。
ファッションが好き、人と会うのが好き、このどちらもグラフ曲線が歳とともに下り坂な私には、Milleさんのエネルギーに脱帽です。そのパワーはどこから来るのでしょう。(Milleさんいわく、「生姜とロイヤルゼリー」だそうで。)



さて、サロンの出店は日本勢が沢山。三分の一がといっても大げさでないほどです。
殆どの皆さんは日本を基盤にされていて、このサロンのために大荷物を抱えてパリにいらっしゃるそう。オリンピック時同様、にわかナショナリストになって、「頑張れニッポン!」と心の中でエールを送る私。

サロン、どのクリエーターからも情熱が伝わってきます。オーラ師がいたなら、スポーツ観戦の時のような、「願いが一杯、希望が一杯」のオーラが出まくってるのが見えたことでしょう。

デフィレと呼ばれる、ファッションショーも色んなところで開催されています。折りしも、ディオールのデザイナー、ガリアーノが醜聞で首になり、ミニ・デフィレになってしまったとか。

みるさんのご友人バイヤーさんの話では、今は売り方というのが多様化していると。
例 えば、ドルチェ・ガッバーナは、ショーのバックグランドのスクリーンに、Twitterで同ブランドについてつぶやかれているのを中継というのでしょう か、ネットから繋いで流し、そのストリームの多さを観客に体感してもらうことで、ドルチェの素晴らしさをアピールする、という方法をとったらしい。
なるほど、今の時代はそういうPR法、ありなのでしょう。



サロンからサロンへ、合間に、マドレーヌ寺院近くの都会の喧騒の中、突如浮き上がる、ベーカー・ストリートを発見。広くて静かなカフェにて一服。由美さん、素敵な脇道を教えて頂きまして、ありがとうございます。

最後の見物は一番ラグジュアリー・ラインのサロン、会場も、パーク・ハイヤットや、Mauriceなど初めて足を踏み入れる超一流ホテルでした。
でもその頃には疲れているし、何を見ても高いし、ちょっと食傷気味。このサロン、私にはロシア・中東・中国を狙ったものがセレクトされているように感じました。なんていうのでしょう、ギラギラ系、強い色系です。



さ すが、Luxeなサロン、シャンパンもサーブされ、ほろ酔い加減で周りを見ると、みんなHarper's BAZAARのエディターかゲイか、Beautiful peopleと呼ぶべきか・・・、ちょっとサーカスの中にいるような気持ちになります。ちょっと銭臭いにおいも漂い・・・。

そんな酔っ払い象、Milleさんとの会話も私的なものに・・・。
「この先は、もっと人を育てるような仕事にも携わりたい」...ふんふん、向いてる向いてる。
「お金だけでない、もっと大切なものを伝えたい」...確かにこの虚構の世界にいるとそう感じるだろうなぁ。



するとな、なんとタイムリーというか、このサロンの主催者はある団体の募金運動に協力しているとかで、その説明スピーチがありました。ロシア出身のクリエーターが、The Sound World、 医療インフラが未開発な国などに住む耳が不自由な子供たちに、ある種のインプラントを提供するための基金を設立し、今回はこの贅沢サロンに協力を得て、著 名なクリエーターらに現代美術にを創ってもらい、それを競売にかける、という、頭の良いことを考えたらしい。パリコレといえば、世界のセレブ達やお金持ち が集まるところですから、ファンド・レイジングにはぴったり。
お金は天下の回りもの、上手に回して可能最大限の幸せをもたらしてもらいたいものです。

初のパリコレ潜入、Milleさん、貴重な体験をありがとうございました!

2011年3月7日月曜日

サロネーズ

こんな言葉、ご存知でしたか?サロネーズ、サロン(自宅)でお稽古事などのお仕事を生業としている方のことらしいです。

パリでは、ワイン、お料理、お花、カルトナージュ(箱や小物を、厚紙などに布を貼って作る)などのお稽古事をされているサロネーズが沢山。

たとえば、私が知ってる方でもワインは、セパージュ  のピノミホさん、お花は、パリで花仕事  の斉藤由美さんなど、皆さん自己実現を成し遂げてらして、金星(と書いてヴィーナスと読んでください)のごとく輝いてます。好きなことでお金を稼ぐって想 像以上に大変なことなのだと思いますが、皆さん、大変だけど、それ以上の悦びがあるのよ!って頑張ってらっしゃって。素晴らしきサロネーズです。

パリといえばサロンですものねぇ。その人の魅力に吸い寄せられて人が集う、インスピレーションを与え合う、励ましあったり、安らぎを提供する・・・。
Globenibblersもサロン・ド・グローブになりつつあるし。私が管理人を勤めるソーシャルネットワーク・サイト、エトランゼも、サイバー・サロンになると良いな。

今日のパリは晴天です。前向きな一週間になりますように

児童書がマイブーム

「トムは真夜中の庭でTom's Midnight Garden」という児童書を読みました。フィリパ・ピアス Philippa Pearce というイギリスの作家の本です。名作らしいのですがご存知ですか?
読 んでみると、割とありがちなプロットで、幻の裏庭があって、そこは過去への入り口という、児童書ファンタジー=裏庭ってくらい、よくある設定。英語名だと ピンと来る人、います?私も昔読んだことがあるような、ないような。かなり翻訳が気になりましたが、なんとか読めます。もうちょっと詩心ある方に訳しても らいたい。

でもそれでもよかった。時ってなんだろう、永遠って幻想じゃないのかも?そんなこと想ったり。

「大人は昔の子ども、子どもは未来の大人」って誰かが言ってましたが、ホントホント。なんだろ、日常生活でくるくる回ってるハツカネズミ状態から、一瞬だけ人間に戻ったような気がしました。

児童書、これから凝りそうです。